代表インタビュー
質問1 遺言や相続について弁護士に相談・依頼することには,どのようなメリットがあるのでしょうか。
弁護士の場合,遺言・相続が紛争に発展してしまった場合でも対応ができるところが,最大のメリットだと思います。他士業の方も遺言や相続に関する業務を取り扱っているようですが,当事者同士で話し合いがつかなくなってしまった場合には,それ以上関わることが難しいです。
また,紛争に発展してしまった場合の対応に慣れているので,早い段階から弁護士が関わることで,紛争が大きくならないようあらかじめ配慮したり,見通しをお示ししたりすることもできます。
質問2 法律相談が30分程度の法律事務所も多いのですが,御事務所が相続・遺言の相談を1時間にしているのはどのような理由からですか。
一般の方にとって,弁護士に相談すること自体に慣れていないことも多く,かなり緊張をされながら事務所に来られるのではないかと思います。そうした中で,ご相談者の方に不安を感じられている点をお話しいただき,そうした不安に対して一つ一つ法的問題点をご説明していくためには,30分では時間が不十分です。
そのため,私たちは,ご相談者に安心してご相談していただけるよう,相談時間を1時間に設定しております。
質問3 遺言や相続に関する相談は,どのようなタイミングで法律事務所に相談したらよいということがありましたらお教えください。
できるだけ早くご相談をされることが良いと思います。
ご本人様の資産の承継のご相談は,事前に時間をかけてヒアリングをし,資産の譲渡や遺言等の内容を詰めて行くことで,起こり得る紛争のリスクに備えることができます。
また,ご本人様がお亡くなりなってしまった場合にも,ご遺族の方には,なるべく早期にご相談をしていただいた方が良いです。仮に,ご相談の段階で,特段の紛争になっていなかったとしても,初期対応が良くなくて,協議が長期化してしまうこともあります。
また,相続というと,プラスの資産に意識が行きがちですが,借金等の負債も注意しなければなりません。負債の額が大きい場合には,相続放棄や限定承認などについても検討をする必要があります。
このように相続・遺言の相談は,早期に検討することが有用な事項が多いため,できる限り早めにご相談をされることをお勧めします。
質問4 最後にこのホームページを見て御事務所にご相談をしようと思っている方に,一言ご挨拶をお願いします。
当事務所の弁護士及びスタッフは,相続問題に関してお悩みを抱えている方々の「頼れる」「身近な」存在としてお力になれるよう,日々研鑽をしております。是非,お気軽にご相談いただければと思います。